廃車しか道はないようなドリ車でも売れる可能性はある

後輪のタイヤを滑らせてコーナーを曲がるドリフト走行を楽しむクルマをドリ車と言いますが、かなり激しい傷ついており、ボロボロの状態で廃車寸前というクルマも少なくないようです。なぜドリ車はボロボロの状態になったクルマが多いのでしょうか。

第一の理由は、まずベース車がそもそも古いクルマが多いことが挙げられます。たとえば、ドリ車として人気抜群のシルビアは、初代モデルのS13ともなると今から25年以上も前のクルマですから、ボロボロでもし方がありません。

第二の理由は、ドリフト走行に失敗してよくぶつけてしまうからです。本格的にドリフト走行を楽しんでいる人で、一度もクルマをぶつけたことがない人の方が少ないことでしょう。クラッシュで廃車という場合もありますし、廃車を免れてもかなり大きなダメージを負ってしまいます。

そして上記の理由に加えて第三の理由として、ドリ車のオーナーはクルマの美しさよりも走りを優先する人が多いということがあります。普通は少しでもキズやヘコミがあれば、それを修理して綺麗な状態に戻すことを第一優先にしますが、ドリ車の場合見た目が酷くても、ドリフト走行に支障がなければあまり気にせず、お金をかけるなら見た目ではなく走りの性能を上げるほうに使いたいと考える人が多いのです。その結果としてボロボロの状態のクルマが多くなるわけです。よく見かけるのは、ぶつけやすいフロントのエアロパーツがボロボロだったり、フェンダー部分が色違いとなっていたり、極端な場合はつぎはぎだらけのクルマも見かけます。

しかし、外観は気にしなくても走りの関係する部分までボロボロになってくると話は別です。特にフレームまで変形してしまうような大きな事故を起こしてしまったような場合は、修理しても走りの感じが変わってしまうことが少なくありません。たとえば左右にふるとき、左はクイックに反応するのだけど右は反応が鈍いというような状態になることが多いです。このような状態になるとドリフト走行が難しくなり、ドリ車ではなくなってしまいます。修理ができないわけではありませんが、かなりの高額な失費を覚悟しなければならないでしょう。

このような状態となってしまった場合は、売却も視野に入れなくてはならなくなります。しかし、様々にカスタマイズされたクルマの買取価格はかなり下がってしまいます。そのため廃車もやむなしです。しかし、廃車にする場合でも買取価格がゼロというわけではありません。リサイクル料として4~5万円程度で買い取ってもらえる場合もあります。そのためも買取店としっかりと交渉していくことをおすすめします。

状態が良ければ、高額買取も期待できます。特殊な車両ですから万人受けするわけではありませんが、これからドリフトを始めたいという人には需要があります。またベース車としてのニーズもあります。そのためじっくりと複数の買取店と交渉を進めていくと良いでしょう。

ドリ車は個人売買が最も高く売りやすい

ドリ車を高く売りたいと思うのであれば、個人売買が一番高値になりやすい方法だといえます。

そのため、多少手間を掛けても高く売りたいというのであれば個人売買の特徴をよく掴んで上手に売買をするようにしましょう。

それではなぜ個人売買が高く売りやすいのかというと、間に第三者が入ることがないので余分なマージンがなくなるので高く売りやすくなるということになります。

間に第三者を挟めばその人間も利益を上乗せしなければなりませんから、必然的に売るときには相場よりも安い金額となってしまいます。

しかし、直接車を欲しいという相手を見つけることができれば、その分のマージンがなくなるので高く売ることができるということになるのです。

次にドリ車というのは、改造車 買取業者では高く買ってもらいにくい車という理由があるので、直接買い手を見つけたほうが高値になりやすいという理由もあります。

ドリ車というのは誰でも欲しがるような車ではなく、一部の人は欲しいと思うもののそうでない人からすればあまり魅力的な車ではありません。

実用性という面ではファミリーカーに劣るものとなっていますし、車の消耗具合にしても負担のかかる乗り方をしているだけに状態も良いと判断しづらいものとなっていますから、一般的な需要に関しては非常に小さなものとなってしまいます。

中古車は需要と供給によって価格が決まるので、一部の熱烈な愛好家がいたとしてもその他の大多数がその車に対して魅力を感じていない場合には、値がつきづらいものとなってしまいます。

そのため、このような理由があることからドリ車は店に売るよりも直接買い手を見つけて売ったほうが高値になりやすいということになるのです。

個人売買をする際に注意をしなければならない点としては、あとでトラブルの無いように車の状態をしっかりと明記した上でそれで納得をしてくれる相手に車を売るということです。

車の売買というのは業者を相手にしてもトラブルが珍しくないものですから、個人ともなれば余計にトラブルにつながりやすいものとなっています。

特にドリ車のようなものであれば、売った直後に故障が発生して責任の所在が誰になるのかということで揉めることも珍しくありませんから注意をしなければなりません。

気をつけていればわかるような重大な瑕疵があったのに、それを黙って相手に売るようなことをすると返金などをしなければならなくなることもあるためその辺のやりとりは徹底的に行なう必要があります。

せっかく高く売れたと思ったら、余計なトラブルに巻き込まれてしまって素直に業者に売ったほうが良かったということも珍しくないので、トラブル回避のための話し合いはじっくりして後で問題が発生したときのことなどあらかじめ決めておくようにしましょう。

個人売買は高く売ることができるチャンスが有る一方で、全ては自己責任ということになるのでそのことを覚えておかないと大変なことになってしまうこともあります。

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